雪が積もり坂のようになる外階段。凍結で怖い思いも…
玄関前の外階段、冬期間の往来に悩まされてきたH様。方角のせいか階段全体が吹き溜まり坂のようになってしまい、日中溶けた雪が再度凍って外階段が凍結…。滑って怖い思いも。上り下りはもちろん、雪かき自体も危ない状態になることがしばしばだったようです。
外階段を囲う風除室の施工業者を探していた際に、弊社ホームページでイメージと近い施工例をご覧になったことが、弊社とのご縁でした。
当初は屋根だけ設置する案も検討されていたそうですが、弊社営業担当から側面も覆い雪の吹き込みを防ぐ形をご提案。最終的に側面を覆って階段下は2枚引戸を付ける形になりました。
H様のご相談に丁寧な説明と具体的な対策の提案があったことも、弊社とご契約いただいた理由の一つだそうです。
弊社を含め3社にお見積を依頼されたH様ですが、残り2社から「製作できない」と回答が。
実は少し複雑な玄関ポーチで・・・
このような角度で交わっていました。
直角に交わっていれば（かね折れ階段）製作できる業者は他にもあったと思いますが、角度がついているので接続部の設計・施工が難しい事例となります。
建物の角度要素、誤差を考えた設計に苦慮
設計担当のMは、階段を囲う2つのユニットを特注の曲げ物で接続し、屋根部には積雪にも耐えられるパネルを設置する事で対応する方針で検討。
しかし、現地を詳細に測ってみると、一見並行に見える部分が少しずつ広がっていたり、壁のわずかな倒れが、接地面と4m近い風除室の屋根部分とで大きなずれになってしまったり……
現地の採寸データをもとに設計図を書いてみると、どうしても上手く納まらない部分や測り直しが必要な部分が出てしまい、何度も現場調査でお伺いすることに。
お邪魔する度に毎回快く測らせてくださったH様。本当にありがとうございました。
おかげ様で、設計図の完成に漕ぎ付けるができました。
階段囲い風除室を取り付け
こちらが取り付け工事前後の写真です！
↓施工前<Before>
↓施工後 <After>
（ユニット接続部を下から見たところ）
（当社オリジナル！ 細かい所にまで設計担当の配慮が。出入り口での雨だれを防止し、体が濡れにくいよう工夫された袖付2枚引きの見切り材です。）
工事後のご感想
Q. 一冬を越されて使用感はいかがでしたか？
「外階段の雪かきの必要がなくなったので、とても快適に冬を過ごせました。風除室の屋根にできたつららが心配でしたが、『何かあればいつでもお電話ください』と言っていただけたので、安心しました。それに、近所の方や宅配の方から『素敵な風除室ですね』と声をかけられるようになりました。夫婦ともに、仕上がりにも満足しています」
Q. もっとこうだったらよかったな、という点はありますか？
「仕様上仕方がなかったのですが、階段下の2枚引戸に網戸付きのタイプがあれば、もっと風通しを良くできたなとは思います。あとは、引戸の戸袋部分に狭いデッドスペースができるため、掃除がし辛いかもと心配していましたが、ホウキとモップを使えば何とか掃除が出来るのでよかったです」
Q. 全体の感想をお願いします。
「施工当日は雨だったのに、終わった後に職人さんたちが並んで待っていてくれたのを覚えています。契約手続きや工事中のトラブルもなく、とても満足しています。札幌トーヨー住器さんにお任せしてよかったです！」
見栄えにも機能にも大満足、という言葉をいただき、弊社も頑張った甲斐がありました！
また、この度は施工例の取材へのご協力、ありがとうございました。
住宅のリフォームでお困りの際は、またいつでもお声がけください！
■ 価格情報 ■
・ツインガード3
・パネル・曲げ物資材（ユニット接続部）
・製作組立費
・取付工事費
・副資材費
・現場配送費
・諸経費
合計 1,760,000円（税込）
