Low-Eガラスって、普通のガラスと何が違うの?
最近はガラス交換や窓リフォームの際に、Low-E(ろう-いー)ガラスという言葉をよく耳にします。
表面に非常に薄い金属膜を施したガラスで、上手に活用すると断熱・遮熱効果を高めて快適なお部屋が作れます。
ですがこのLow-Eガラス、面している方角や季節ごとの日射量をよく考えて種類を選ばないと、本来の機能を十分に発揮できない可能性が。
Low-Eガラスには種類があり、それぞれ得意分野が違うんです。
Low-Eガラスと聞いて種類を選ばずに設置してしまい「Low-Eガラスに替えたのは失敗だった・・・」と後悔しないために、まずはリクシル製品のLow-Eガラスの種類を見てみましょう!
北海道の主流は〈クリア〉と〈グリーン〉
Low-Eガラス〈クリア〉〈グリーン〉〈グリーン(高遮熱仕様)〉〈ブロンズ〉には、次のような特徴があります。
※〈クリア〉〈グリーン〉といった呼称はメーカーが独自に設定するものです。他社製品とは異なるため、リクシル製品以外のLow-Eガラスについては、直接メーカーさんか販売店までお訪ねください。
【Low-Eクリア】 断熱性に優れ、日射取得も期待できる(日射取得率59 %)
【Low-Eグリーン】 断熱性・遮熱性に優れる(日射取得率46 %)
【Low-Eグリーン(高遮熱仕様)】 冷房を多用する地域に対応した遮熱性を更に高めたグレード(日射取得率38 %)
【Low-Eブロンズ】 晴れた日の日中は光を反射し室内が見えにくくなる(日射取得率43 %)
北海道では冬の日射取得率を考えた〈クリア〉と〈グリーン〉が特に人気です。
Low-Eではない一般ガラスとの性能比較がこちら。
※ 熱還流率(熱の移動しやすさ):断熱性を示す指標の一つ。値が小さい程断熱性に優れる。
同じ複層ガラス(ペアガラス)でも、一般ガラスと比べてLow-Eガラスは断熱性が大きく向上していますね!
Low-Eガラスは季節を問わず、室外の過酷な環境から室内の快適な気温を守ってくれます。
方角別おすすめLow-Eガラス
「それで、どの種類を選べばいいの?」という疑問にお応えして、寒冷地でのおすすめをピックアップしました。
【北の窓】
年間を通して日差しが入りにくい北の窓は、冬に備えて断熱性と日射取得率のバランスが取れた〈クリア〉がおすすめ。
【東の窓】
夏場の午前中にたくさん日差しが入って気温が上がる部屋なら〈グリーン〉で対策を。逆に、あまり夏の暑さが気にならないのであれば〈クリア〉で冬の日射取得も期待できるお部屋に。
【南の窓】
夏は冬よりも南中高度が高いので、夏の南面は思ったほど陽が差し込みません。
冬に南からたくさん差し込む太陽の熱を無駄にしないためにも、南面は日射取得率の高い〈クリア〉をおすすめします。
夏場はシェードなどを併用して、賢く日射を遮りましょう。
【西の窓】
南中高度が高い夏でも、日没までの西日は避けられません。
西日が強い部屋なら〈グリーン〉がおすすめ。日射熱を軽減しがら窓からの部屋の冷気の流出も抑えます。
最適な窓ガラスをご提案します!
おすすめのLow-Eガラスをご紹介しましたが、窓の大きさや周辺環境等によっても、最適な窓ガラスは変わってきます。
本気で快適なお部屋作りをしたいお客様は、一度札幌トーヨー住器にご相談ください。ご相談・お見積りは無料です!
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