寝室は結露しやすい?
皆さんは、寝ている間にご自分から失われる水分の量をご存知ですか?
環境や睡眠時間にもよりますが、夏場に睡眠中ひとりあたりが失う水分量は、約500mLと言われています。(参考: 神戸新聞NEXT)
一晩でペットボトル約1本分の水が寝具や空気中に放出されているなんて、驚きですよね!
となれば、人が寝ている寝室に結露が起こりやすいのは道理。
Y様のお宅でも、実は寝室の結露を心配されていました。
トリプルガラス仕様の樹脂製外窓設置の例
今回は特別にY様にご協力いただき、家族4人で寝ている寝室の窓を、冬季の明け方に撮影していただきました。
その様子がこちら↓
ご採用いただいたサッシは樹脂窓【EW】、ガラス仕様は「トリプルガラス、Low-Eブロンズ、中空層アルゴンガス入り、透明ガラス」です。内窓は付いていません。
写真を見ると、ガラス面の下端に若干の結露が出ていますね。
Y様によると、撮影時の条件は以下の通りでした。
外気温 -6℃(早朝)
室内気温 24℃
室内湿度 65%(相対湿度)
札幌の冬、それも寝室となると、トリプルガラスでもガラス面に結露が出る結果になりました。
ただ、樹脂サッシ部分に結露は出ていません。
また、寝室以外の部屋はガラス面もサッシ面も一切結露していなかったとのことでした。(室温20~22℃前後、湿度は40~45%だったそうです)
ここで湿り空気線図を確認してみると、寝室(湿球温度=24℃・相対湿度=65%)では結露している下端でガラスの表面温度が約17.5℃だったと推測されます。つまり、この時外気温が-6℃だったにも関わらず、窓際でも17.5℃前後をキープ出来ていたということです。
これが高断熱性樹脂サッシEW(トリプルガラス仕様)の底力といえそうですね!
今年は暖冬だったので-10℃以下のサンプルはいただけませんでしたが、今後もサンプル提供にご協力いただけるとのことでした。
Y様、この度はご協力ありがとうございました。
同条件で異なる窓仕様と比較できないのが惜しいですが、ぜひ冬のご自宅の窓の結露状況と比較してみてください。
断熱性重視ならトリプルガラスを
トリプルガラスなら結露が全く発生しない、とはいきませんでしたが、トリプルガラスの樹脂サッシへ窓交換することは、寒さや結露の軽減に十分効果的といえそうです。
(※ 防火法令により地域によって採用できるガラス・サッシに制限が出る場合がございます。詳しくはお尋ねください)
今なら窓リフォームに補助金(住宅省エネ2024キャンペーン)が利用できるので、居室の結露にお悩みの方は、トリプルガラスへの窓交換を検討されてはいかがでしょうか?
Y様邸、次回はガラスに関するオプションの話をお届けする予定です!
札幌トーヨー住器(株)
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