→ ※※外窓の交換、取り替えリフォームをご検討のお客様へ※※
昨年の春、窓の交換(窓リフォーム)工事をご依頼頂いた浦河町の乗誓寺さん。
断熱窓に交換してひと冬越し、ご住職とご家族の皆様がどのようなご感想を持たれているのかが気になりお話を伺ってきました。
工事の概要は、既存のアルミサッシ(部分的には木製障子が入っていたり、樹脂製の内窓が入っていたり…)を断熱性の高い樹脂サッシ”エルスターS”や、防火性能も求められる部位についてはアルミと樹脂の複合サッシ”サーモスX”への窓交換、交換した後の窓周りをきれいに仕上げるために窓枠材”ラシッサ”とリフォーム用パーツである”リノバ”を使い、壁は壊さずに窓周りを一式取り替える窓リフォームになります。
お寺の大広間の建物と、お住まいになっている庫裡部分の窓に対して、『アルミの枠が腐食してきている部分があってとても気になる』『窓が古くなっていて障子が重く、開閉しずらい』といった悩みをお持ちだったご住職とそのご家族。
ご存知だった設計事務所さんにご相談されたところ、当社を紹介されて今回のお付き合いとなりました。
当初、提示された見積を確認され『ずいぶん値が張るなぁ』とお感じになったようですが、かなりまとまった数量があった(施工の下準備から片付けを含めると、当社としては異例の1か月近くに及ぶ工事内容でした…)ことで、『それはそうか。』と納得されたそうです。
施工に関して、何か不手際や不具合、ご不満は無かったかと確認させてもらいました。
施工直後の仕上がりに少し雑さを感じられた部分があったものの、『最終的にはしっかり直してくれたので問題ありません』とおっしゃって頂いたのは良かったのですが、『見ばえ的にちょっとおかしな感じの窓がある』とのご不満をお聞きすると、『出入りしない窓なのに、外側に把手があり不自然に見える』とのお話しです。(冒頭の写真”AFTER”の方です)
その部分は防火用のサッシでした。
そういったサッシには制約が多く、今回ご指摘されていた把手は製品的に既定値で設定されており、防火認定の制度都合上、なくす事が出来ませんでした。
今回の工事は、事前の計画を行政側に申請し許可を得る必要があった工事で変更が難しかったのですが、当社としてもお住まいになる方の気持ちになって施工前に何かしら提案出来なかったかなぁと反省しなければならないところです。
さて、今回の工事。
『アルミの枠が腐食している』というお悩みについては、腐食部分を除去してパテでならし、防腐成分の入った塗料で下塗りをした上に仕上げの塗装を施して完了、『窓が重い』というお悩みは新しい窓が入ったことで解決。
ひと冬を越されてみて、『例年より寒さを感じなかったですし、結果としてはとても良かったと思っていますよ^^』とおっしゃっていただけ、ホッと胸をなでおろしました。笑
(注意)
本文中のLIXIL製品”エルスターS”と”サーモスX”は今後それぞれ”EW”と”TW”という4月発売の新製品に変わります。
EW https://www.lixil.co.jp/lineup/window/ew/
TW https://www.lixil.co.jp/lineup/window/tw-fgtw/
ラシッサ https://www.lixil.co.jp/lineup/interior/fixture/
リノバ https://www.lixil.co.jp/lineup/livingroom_bedroom/renova/