
2025年4月からすべての新築住宅に省エネ基準適合が義務付け
地球規模の気候変動対策の一環として政府が住宅の高断熱化を促進する中で、令和4年に建築物省エネ法が改正されました。
これにより今年4月からすべての新築住宅および非住宅に省エネ基準適合への適合が義務化される予定で、新築はもちろん増改築にも関わることをご存知でしょうか。
改正のポイントは、これまで非住宅に適用されてきた省エネ基準を上回る省エネ性能の確保が、規模に関わらず全ての住宅に適用されること。
住宅の新築や増改築の際に、建築主は省エネ基準を上回る省エネ性能を確保する義務が生じます。
環境負荷軽減への動きを考慮すると、今後はさらに住宅に求められる性能基準が上昇すると予想されます。
では、住宅の断熱性能が高いと住む人にとってはどのような良い事があるのでしょうか。
解明されつつある住宅の断熱性能と健康との密接な関係
住宅の断熱性能は住む人の健康状態に影響するといわれ、現在それを裏付ける知見が得られつつあります。
例えば住宅の断熱改修による血圧の改善効果が認められており、40~80歳代の最高血圧を4mmHg低下させることができれば、脳卒中と冠動脈疾患による死亡数を年間1万5千人減らせると厚生労働省は推計しています。
他にも様々な健康へのプラス効果が明らかにされつつあるので、詳しくは国土交通省の調査資料をご覧ください。
住宅の高断熱化で健康面でも金銭面でも得をする!
住宅の高断熱化は、住む人の健康面だけでなく金銭面でもメリットがあります。
・住宅の環境改善による医療費削減
・光熱費の削減
・住宅の高断熱化を促進する補助金事業の対象に
断熱性の高い窓サッシや玄関ドアはやや高価かも知れませんが、その分健康面・価格面でのメリットがあります。「安物買いの銭失い」ともいいますから、お家に合わせたベストな選択をしたいですね。
まとめ
2025年4月から住宅の新築や改築で満たすべき性能基準が厳しくなりますが、住む人にとっても住宅の断熱性能を高めるメリットは大きいといえます。
新築・改築・リフォームの際は、断熱による効果と費用を総合的に考えて判断するとよいでしょう。
断熱リフォームのことでお困りの際は、お気軽に札幌トーヨー住器(株)へお問合せください。
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【住宅の断熱性能について詳しく知りたい方におすすめ】
→ LIXILカタログ『断熱等級5・6・7に対応した これからの家づくり』