
風除室の施工で雪かきの手間・吹き溜まり・凍結を解消
寒くなってきましたね。これから積もる雪の事を思うと頭が痛くなりそうですが、玄関まわりの雪対策には風除室の設置がおすすめです。
耐久性や機能性の点で、風除室には多くのメリットがあります。
そこで今回は、風除室の選び方のポイントをまとめました!
面材の選び方~用途と予算の相談を
アルミニウムでできた風除室の骨組みに対し、側面や屋根といった平面を構成する材料の事を「面材」と呼びます。
風除室の面材には多くガラスが用いられますが、雪が積もってその圧を受けるような場所ではアルミ樹脂複合版(色付き)やポリカーボネート板(透明)が用いられます。
これらはガラスより高価ではあるものの割れにくく、ガラスが割れて交換する事を思えば費用対効果も悪くはありません。
屋根に関しては割れると破片が降ってきて大変危険なため、弊社では基本的に屋根の面材にはポリカーボネート板を使用します。

階段囲いのように比較的大きな風除室の材料費を抑えるなら、側面の面材をなくして屋根だけの風除室にするという方法があります。この場合側面から吹込みが生じますが、屋根の高さを工夫したりランマ部分にだけ面材を入れたりすることで、吹込みを減らすことが可能です。

面材で失敗しないためには、用途と予算を明確にしておくことが大切ですね。
開口部の種類とメリット・デメリット
人が出入りする風除室の開口部は、ドアや引戸を設置するのが一般的です。
それぞれの特徴を比較してみましょう。
①ドア:設置場所の幅が1m程度しかなくても、人が通れるだけの開口を確保できるのが強み。
ただしドアが開くスペースが必要です。大雪の場合など、ドアの開くスペースに多くの積雪があると「雪が邪魔でドアが開かない!」となる事も考えられますので慎重に。

②レール付引戸:網戸の設置で風通しを確保でき、レールの高さの分床のほこりや花粉・雨水などが内部に侵入しにくいといったメリットがあります。
一方で、レール部分が段差になる、レールに雪が詰まって凍結する可能性がある、といったデメリットもあります。

③ハンガー引戸:足元に段差がない事、弱い力でも開閉できる事が強み。
ただし床の勾配や風の吹込みで引戸の下から雨水等が侵入しやすい点と、レールがないために網戸が設置できない点にご注意ください。
 
④開口に何も付けない:間口を広く確保でき、通気性に優れ、①~③に比べて価格は安くなりますが、雨・雪・冷気はオープンになった場所から直に入ってきます。

開口部選びでは、最低限人や物が通れるだけの開口幅を確保しましょう。その上で、条件の合う①~④を検討してみてください。
年間を通して快適に使うために
近年は札幌も夏の気温が上昇し、風除室に熱がこもりがち。
そこで網戸付きの高窓やレール付き引戸を設置すると、換気ができて快適です。

また、冬の凍結・転倒に備えるなら、手すりの設置もおすすめ。

この他、お客様のお悩みや設置場所に合わせた仕様をご提案いたしますので、風除室の設置をお考えでしたらぜひ札幌トーヨー住器にご相談ください。
既に設置された風除室のリフォームや、引戸など不具合部分のみのカバー工事も承っております。
ご相談・お見積りは無料です♪
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