お正月の縁起物
新年明けましておめでとうございます。
札幌トーヨー住器の設計担当Hです。
本年もどうぞよろしくお願いいたします!
年末年始、皆様はいかがお過ごしでしたか?
正月飾りや餅つき、おせち料理など、日本人が「お正月だなぁ」と感じる何かを、皆様もどこかで目にしたのではないでしょうか。
そんなお正月の縁起物について、良い機会なので調べてみました。
おせちの発祥は弥生時代!?
調べたところ、平安時代に定着したおせち料理の起源は、何と弥生時代にまで遡るそうです。
それだけ長い歴史があったとは驚きですね。
ではここで、おせち料理にまつわるクイズです。
次のおせち料理には、どのような意味がこめられているでしょうか?
Q1.黒豆
Q2.昆布巻き
Q3.海老
Q4.伊達巻(だてまき)
Q5.れんこん
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気になる答えは・・・・
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A.「マメに働く」健康と勤勉さを表す縁起物。
働き方改革の現代では解釈も色々ありそうですが、やはり健康は大事!
黒という色には邪気払いの意味もあるそうです。
A.「よろこぶ」の語呂合わせ。
本年が喜びの多い年でありますように。
A.長いひげと曲がった腰が老人を連想させるので長寿祈願の意味があります。
目が飛び出ているため「めでたい」の意味もあるとか。
A.巻かれた書物のような見た目のため、学業成就や知識の蓄積の願いが込められています。
受験生に必須の縁起物ですね!
A.穴から先をのぞけるので「将来の見通しがよい」とされます。
この理屈だと、穴が詰まった辛子蓮根(熊本の郷土料理)はおせちには向かないのでしょうね・・・。
皆様はいくつ正解できましたか?
意味を知った上でおせちをいただくと、また感慨深いものがありますね。
(参考:日本郵政グループHP『おせちの豆知識』)
年神様をお迎えするための門松・しめ縄・鏡餅
お正月はその年の幸福や方策を授けてくれる「年神様」がやってくるとされています。
その年神様の道標となる「門松」、年神様をお招きし家に不浄な者を入れない結界を表す「しめ縄」、お招きした年神様の依り代となる「鏡餅」。これらはよく目にするお正月飾りですね。
この中の鏡餅ひとつをとっても、魂を移すものとして神事に用いられる「鏡」、『代々』続く繁栄を願う「橙」のように、それぞれに意味があります。
かつての鏡開きは1月20日だったそうですが、江戸時代に甲冑などに供えた具足餅を雑煮にして食す習慣があり、「刃柄(はつか)を祝う」意味から1月20日であったといいます。
(参考:漆器 山田平安堂HP 、ウィキペディア(Wikipedia))
お正月の風習に見る日本人の心
日本のお正月文化は神道に端を発するものが多く、万物に神が宿るという神道の考え方から、自然や物を大切にしてきた日本人の心が生きているように感じられますね。
新年は身の回りの物や人、自分自身を見つめ直すよい機会かも知れません。
当たり前のように思っている自然や物や人々に感謝。
本年が、皆様にとって素敵な一年になりますように。